大室山（５８ｍ）では毎年２月第二日曜日に山焼きという行事が行われています。と、言っても天候の都合で第二日曜日に実施される事は珍しく予定より数週間後と
なるのが通例なんです。
今年は積雪で二週遅れとなりました。この山焼きは７００年の伝統のある行事で、「カヤ」で覆われた山を春に焼くことでまた生えるカヤの生育のためだったりしますが、プリンのような形状を保っているのも毎年の山焼きのおかげなんですね。
９時半に大室山の火口内に火を放ち火口内の草木を焼き、正午に大室山の麓から火を放ち全山を焼き尽くします。うちから大室山まで５分ほど離れていますが炎の音が凄いです！ 山はあっという間に焼き尽くされて黒い山影を残しています。この行事が終わると「春だな～」って思います。